最近、エンジニアの中でもIoTエンジニアの需要が高まっていますが、そもそもIoTとは何でしょうか。IoTは「Internet of Things」を略した言葉です。Internet of Thingsを直訳すると「モノのインターネット」になりますが、これはモノとモノをインターネットを活用してつなげる技術のことを意味する言葉です。
IoTを活用した一つの例に、電化製品を遠隔操作する技術があります。インターネットを利用することによって、外出先からでスマホで洗濯機を操作したり、帰宅時間に合わせてエアコンを付けたりできるような技術のことです。
他にもIoTを活用した例として、モノの状態を知る技術があります。これは対象となるモノにセンサーを取り付けておくことにより、近くに居なくてもそのモノの状態を知ることができるという技術です。
この技術を活用すれば自分の飼っているペットの様子を外出先や仕事先からでも把握することが可能になります。あらかじめペットの体温などを設定しておくことで、何か異常が発生した際にはすぐに対応することができます。
IoTの需要は今後も増えていくことが予期されていますが、IoTエンジニアの数は不足しています。IoTは新しい分野の技術であることや専門性が高いため深い知識や経験が求められます。人材が不足しているとはいえ、未経験者にはIoTエンジニアの仕事は務まらないでしょう。
もし、IoTエンジニアを目指すのであれば、まずはエンジニアとしての業務経験を積むこと、そしてスキルアップしていくことが大切です。